ワーママ×豆知識

大企業のワーママ辞めます

こんにちは。大手企業を退職して現在フリーランス(業務委託)として働くあやまるです。

昨年まで大企業の会社員で福利厚生もしっかりしていて、出勤は月に1~2回ほどでほぼ在宅ワーク。
時給も高く傍から見たら恵まれているよ!と言われるそんな環境でしたが、退職を決意して働き方を変えました。

今、ワーママでこのまま続けていくか悩んでいる方、頑張りたいけど疲れてしまったワーママの方、ずっともやもやしながら毎日を過ごしているワーママの方、そんな方に読んでいただければ嬉しいです!

この記事を書いた人

  • 6歳と3歳を育てる地方ワーママ
  • 大手企業に約9年勤めるが、二人目の復帰後、1年で退職
  • 現在、業務委託でオンラインアシスタントとしてゆるっと働いています

退職を決意するまでに行ったこと4つのこと

悩み続けても、決断するのは自分。決断するまでに私が具体的にやったことです。
とはいっても、ワーママって自分の時間なんて1ミクロンもない…そんな状況な方も多いと思います。
ぶっちゃけ、この4つはそんなたいそれたことではありません。
隙間時間に、なんなら業務の合間にちょっとずつやってきたことです。

退職を決意するまでに行ったこと4つのこと

  1. 自分の価値観を見直し、優先順位を整理する
  2. 社内に働き方の理想モデルがいるか見極める
  3. 他の求人情報や転職サイトを見てみる
  4. 家族に今の状態、気持ちをしっかり開示する

1.自分の価値観を見直し、優先順位を整理する

きっと育った環境や、現在置かれている環境で、「自分が何を優先して生活したいのか。」というのはそれぞれの価値観でまったく違うと思います。

また、出産し育児していくうえで、子なしでお仕事をしていたときとは価値観も変化していくのは自然なことです。

家庭がすべてではなく仕事で自分の存在価値を見出したい、という方もいるでしょう。

私は第一優先は家族。でも人との関わりは好きで、仕事も嫌いではありません。

リモートワーク中心の勤務でしたが、良くも悪くもオンオフの切り替えが難しくなりました。時短勤務といいつつ、娘の習い事の時間、ご飯を作っている時間、結局夜まで社用スマホで業務連絡のやりとりが発生することも多かったです。

家族との時間でも、仕事のことが頭を占めていることが多くなりました。

まだこどもが小さいうちは家族との時間を大切にしたい。でも仕事もやるからにはちゃんと責任を果たしたい。でも時間が全然足りなくて両方とも中途半端。そんな日々に自己嫌悪になったり、悶々としていました。

今の自分のライフスタイルで何を大切にして生活したいか、何のために働くか。
こどもがいなかった頃とは、大きく価値観も変化していました。
自分の軸となるものを見直して、今勤めている会社でそれが叶えられるかを見極めることが大切になると思います。

2.社内に働き方の理想モデルがいるか見極める

私はそのとき2人目の育休から復帰したばかりだったので、復帰2年目の人、3年目の人、こどもが小学生の人、中学生の人、、、など、それぞれの働き方を勝手にモニタリングしました(笑)

何時に業務開始して、何時ごろ退勤されているのか。退勤された後に対応されているのか。など。

5年後、10年後も今の会社で働くイメージが持てるか…
私はこどもの手が離れたからと言って、毎日22時まで残業OKです!とはならないと思っていました。

「きっと、大変なのは今だけだから乗り越えよう」「家が散らかってようが毎日惣菜だろうがこどもはちゃんと大きくなるよ」と先輩方から激励の言葉がつらくなる時がありました。幼少期は短いです。だからこ2度と戻ってこない時期だからこそ手をかけたいと思ってました。

結果、私の理想の働き方をしている社内のワーママは一人もいなかったんです(笑)
それが、退職を決心した1つの理由でもあります。

業界や職種、またその会社の社風や制度が整っているかによって、これは大きく変わってきますよね。
職場内に環境の近い先輩ワーママはいらっしゃいますか?

ぜひ、ワーママの理想モデルを探してみてください!

3.他の求人情報や転職サイトを見てみる

これは本当に大事なことだと思っていて、長く勤められた方ほど、環境を変えるのはだいぶ勇気が必要ですよね。

ずっと同じ会社にいると、「自分が他の会社で通用するのか…またこどもも小さいから、雇ってくれるのか…仕事も一から覚えなきゃだし…」など、本当にいろんなことがよぎります!

とりあえず転職サイトに登録してみて、自分の市場価値を見てみてほしいです!

また、業種、雇用形態、問わずいろんな仕事があるんだと世界が広がるはずです。

最終的に今の会社で頑張る、と決めたとしても他を見ることで、今の会社って恵まれた環境なんだ!という思考になればラッキーだし、視野を広げることは必ず何かしらプラスになると思います。

登録しておけば、スカウトがくることもありますし、転職エージェントだとエージェントが動いて条件に合った求人を紹介してくれたり、準備書類や面接対策までサポートしてくれるので、忙しいワーママとして効率的に転職活動ができます。

4.家族に今の状態、気持ちをしっかり開示する

パートナーの旦那さん、理解できるような歳であれば、こどもにも是非自分の考え方や気持ちを話してみてください。

働き方を変えるという選択、派遣やパートに切り替えるなど相談段階でも逐一家族で会話をすることも大事かなと思います。
家計のこと収入面のこともありますので、自分一人の問題ではなく家族の問題として家族会議をしましょう!

収入のためにもできたらこのまま正社員を続けたいけど今しんどいのであれば、その思いを伝えることで、旦那さんの協力も増えるかもしれません。近くに両親など頼れる人がいれば、相談してみてもいいかもしれません。

私は近くに頼れる親族などは一切なかったので、育休期間に夫婦会議をしていて、退職するということも視野にいれて一旦は様子見ながら1年頑張る、と決めての復帰でした。

恥ずかしながらキャパが狭いと自分でわかっているので、「毎日朝と夕方イライラするくらいなら週3くらいの仕事に変える」と宣言してました(笑)

しんどい辞めたい…でも。と立ち止まっている方は、今その思いをぜひパートナー、家族に勇気をもって吐き出してみてください!

退職・転職・継続どれも後悔のない選択をして欲しい

自分のことはいつも後回し。そんなワーママの方が大多数だと思います。私もそうでした。
自分と向き合う暇もなくがむしゃらに走り続けている。でも、そんな日々がいつまで続けられるのか、5年後、10年後を想像してみたときに、今この大事な時期をこのまま終えたくないなと思いました。

大切なのは、自分軸でどうなりたいのか、家族とどんなライフスタイルを送りたいのか、をしっかり考えることが大事になってくると思います

私の同時期に同じ会社を退職した先輩から「転職に失敗した」と連絡がきました。その先輩は、とにかく忙しい今の会社から解放されたいタイミングに、たまたま知り合いの会社からお声がけがあり、かなり短期間で決めて退職されました。
今の環境よりいい環境になりたくて行動したのに、「前の会社の方が良かった…」なんて後悔したくないですよね。

私も辞めて後悔したくなかったので、自分の気持ちと頑張って向き合って整理してきました。でも自分一人ではなかなか言語化するのが難しかったりもします。誰かに話したりいろんな方の意見を聞くのも整理するうえで大切なことだなと感じています。

悶々とした感情のまま走り続けられているワーママの方、たまに立ち止まって、人生の選択肢を増やしつつ、後悔のない日々過ごしていきましょう!!私も日々勉強です!

  • この記事を書いた人

あやまる

働き方改革中のあやまるです!6歳と2歳の子育て中。 約9年勤めた大手企業を退職。 現在、個人事業主としてオンラインアシスタント業務の会社に業務委託で プレイヤー兼ディレクターとしてお仕事をやっています!

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